モデルコース3.19
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403.3 会社「会社」はSOLAS第XI-1章で定義されており、SOLAS第XI-2章およびISPSコードに基づき、「船舶履歴記録(Continuous Synopsis Records)」から「国際船舶保安証書(International Ship Security Certi cate)」の維持にいたるまで、数多くの義務がある。訓練生は、会社の役割や会社から得られるはずのサポートを明確に理解すれば、非常に役立つ。3.4 船舶 本講師用マニュアルで使用している「船舶」という用語は、SOLAS第XI章の適用対象である船舶を意味している。この第XI章とISPSコードはさまざまな個所で、船舶の保安の面で関わる人員、活動、計画、文書化等について詳しく定めている。すべての訓練生が、海運システムに欠かせない重要な要素である船舶と関わるので、これらに定める要件を理解していなければならない。3.5 港湾施設「港湾施設」はSOLAS 第XI-2章第1規則第1.9部で定義されており、船舶と港湾のインタフェースとなる場所のことである。従って、港湾施設には数多くの義務や活動がある。すべての訓練生が、海運システムの保安を維持する港湾施設の役割を理解していなければならない。3.6- 3.11 船舶保安職員、会社保安職員、港湾施設保安職員、保安任務を指定される船員、保安任務を指定される港湾施設要員及びその他の要員訓練生は、表題に示すさまざまな人員のそれぞれの役割を理解し、権限と責任の点でこれらの人員に何を要求できるかについて知っていなければならない。ISPSコード第A部と第B部で、これらの人員の職能、任務、研修要件が明確に示されている。要するに、これらの人員こそ保安計画をきちんと実行させ、また改善を要する分野をよくわかっている人達である。従って、自分が果たす役割はもちろん、他の人達が果たす役割も正しく理解している必要がある。また、訓練生は、海賊や武装強盗による攻撃や攻撃未遂への対応を担当する団体で働く人員の役割も理解していなければならない。

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